足関節1列の評価と考え方!歩行時の痛みストレスを変化させるためには?

「なんか歩行時の痛みが取れないんだよね〜」というお悩みはありませんか?

普通に過ごしていれば痛くないけど、歩くときだけ痛い。つまり歩行のストレスが問題になっている場合ですね。

今回は足関節1列の評価と考え方をお伝えします。

足が痛い、膝が痛い、股関節が痛い・・そんな訴えはもしかすると足関節1列の操作だけで変化するかもしれません。

目次

足関節の1列ってなに?

母趾〜中足骨〜内側楔状骨〜舟状骨のラインです。

インソールの入谷先生の本では主に第1中足骨のことを指しています。

この1列が作用するのは「歩行の立脚後期」蹴り出しの部分ですね
つまり1列を評価・治療するということは蹴り出し部分の操作をすることができるのです。

1列底屈位
→下腿内旋・母趾球荷重


1列背屈位
→下腿外旋・母趾頭荷重

になります。

「ん〜〜だからどうやって臨床に活かせばいいの?」

という人は焦らず^ ^(→足関節の基本的な考えはこちらで学習)

足関節1列の臨床での考え方

では臨床で置き換えるとどんな感じか。

考えるポイントとしては
・立脚後期に痛みがある人(足〜膝〜股関節)
・立脚後期にスピードの変化がある人(早い・遅いなど)
・足趾に痛みがある人

が大切。1列を操作して変化させられるのはこのような症状がある人です。

では具体的に「立脚後期に膝が痛い人」を例に挙げてみましょう。

1列は下腿の外旋や内旋という運動連鎖で膝に影響を与えます。

ねじりのストレスで膝が痛い場合は1列の操作が非常に有効。

外旋のストレスで痛みがあるならば、1列を底屈方向に動かして下腿を内旋に誘導すれば痛みが消失します。
逆パターンも同じ。(経験上、変形性膝関節症の人に関して第1列の操作やテーピングはとても有効)

→歩行分析が苦手な人はこちらの記事でシンプルに考えてみよう

足関節1列の具体的な背屈・底屈の評価

では1列ってどうやって評価するのか?ですが。

これが問題。かなり主観になります。

入谷先生の評価方法では母趾が他の中足骨と合わせた位置から背屈・底屈どちらに動きやすいかで決めます。

私はここに疑問あり。評価が主観的で他の評価との関連性を考える必要があるのです。

だから私はこれだけでは決めません。歩行分析と、筋バランスと、他の骨の相対的な位置関係から評価します。

ただ上に行くから背屈、下に行くから底屈では臨床所見と合わないことが多々あります。

ではどうするか↓

足関節という土台を考えよう

 

足関節という土台と歩行周期をしっかり考えましょう。

  • 立脚初期→踵から接地するため距骨下関節の影響を受けやすい
  • 立脚中期→初期からの影響を受け、内側楔状骨や舟状骨、立方骨のアライメントが中期の反応を作る
  • 立脚後期→最後に蹴り出し部分で足趾を使います

歩行にはこの流れがあります。踵からの影響から一番最後の反応として1列が機能します。

つまり、距骨下関節や内側アーチ部分の機能が破綻していれば1列の反応も変わるわけです。

1つの例ととして内側楔状骨と1列を考えてみましょう。相対的に内側楔状骨が落ち込んでいれば1列は背屈位にあります。
逆に挙上していれば1列は底屈位になります。

しかしここで1列だけ操作してもダメ。

内側楔状骨を修正することで1列が機能する場合は、1列の操作ではなく、内側楔状骨の操作が必要なのです。

もっと掘り下げると内側楔状骨の操作の前に舟状骨、距骨下関節と・・繋がって行くわけです。

根本は大きな骨から、影響の大きい関節から評価・治療していきましょう。

足関節1列の具体的な評価・治療方法は?

 

書籍を参考にしましょう笑やはり入谷先生の本が簡単で最も分かりやすい。

いつか私の1列の評価方法をお伝えしますね。

→歩行分析が得意になりたい人はこちら

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