JARTAミニラグビー指導者研修会の報告

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関東ミニラグビー指導者研修会の報告

2日間JARTAに依頼のあった関東ミニラグビー指導者研修会に参加させていただきました。代表の中野が全体の講義、その後班に分かれて各教室で実技と具体的な方法について指導させていただきました。JARTA中野の講義内容と実技内容に加えて、心に響いた言葉をお伝えします。指導者、トレーナーに皆様に読んでほしい内容です。

1JARTA代表中野による講義

午前中から始まったJARTA代表中野の講義。スポーツをするための前提を説明。今までとは異なる考え方に受講者のみなさんは真剣に聞き入っていました。以下内容。

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・JARTAトレーニング理論
・アブレスト能力とは
・筋肉はトレーニングするだけで良いのか
・スポーツ選手に必要な並立した能力
・ハイパフォーマンスになるための3つの条件
程度、タイミング、部位の発揮が調和されていることが重要
・スポーツに必要な根本の土台「本質力」
・スポーツ選手に共通した本質力を高めることによって競技力が変わる
・パフォーマンスを要請する3つの構成要素→フィジカル、スキル、認識力
・「要素主義」「関係主義」からカラダを見る重要性
・カラダのマイナスの学習→トレーニングすればするほど下手くそになる理由は?
・トップアスリートとは子供の時の感覚をそのまま使えた人がトップになる
・どうやったら勝つかという競技の本質を見直す
・日本人に合った戦い方、チームに合った戦い方をする必要がある
・怪我をすることを簡単にまとめると一つの部位を使いすぎていることが問題。

かなり盛りだくさんで、初めてJARTAの理論を聞く人はパンクしていたかもしれません。しかしこれらの概念が怪我の予防やジュニア世代の子供にとって非常に重要になることだからです。皆さん是非吸収して子供たちのために役立ててほしいです。

2ラグビーのにつながるJARTAトレーニング実技と指導法

今回JARTAトレーニングでお伝えしたのは3つ。
いづれもラグビーという競技に限らず全てのスポーツにおいて共通する土台の能力を上げるトレーニングになっています。

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アクセル筋であるハムストを入れる「レッグショット」

スポーツを行う上でハムストリングスに着目。なぜならスピードやパワーを生み出すのはアクセル筋であるハムストリングスだから。大腿四頭筋が強くて固い人は怪我をしやすいのです。(特に日本人は大腿四頭筋の力がハムストリングスの2倍ほどあります)だからハムストリングを刺激してストレッチしてトレーニングすることでスポーツ動作に使えるスイッチが入ります。このようなトレーニングを皆さんで実施しました。

相手を抜き去るスピードアップ「カットフォール」

スポーツ動作で必要なのは相手を抜き出すスピードや方向転換。これを実現するためには重心の落下をうまく利用することが重要になってきます。ラグビーだけでなくサッカーやバスケットボールでも同じです。蹴り出すのではなく、重心の落下を利用することで相手に動きが察知されないようにする。その第一段階としてカットフォールという動きを練習します。この実技は体育館で指導という観点からも実技を実施。皆さんヘトヘトでしたね。。

タックルに捕まらない「肩すかし腰すかし」

ラグビーはタックルに対処しなければいけません。タックルを対処するためには、タックルを避ける、跳ね返す、いなす必要があります。いづれの選択肢においても体幹が固まりすぎているのではなく、カラダをバラバラに使うことで対処しやすくなります。これは肩甲骨や腰まわりの動きの柔軟性が求められます。しかしただ柔らかいだけではなく前に進むためには固める部位も作る必要があります。目線と頭の位置は常に前を向いて腰や肩周りを柔らかく使うトレーニングを指導しました。

ラグビー

小学生に対する指導はどうすれば良いか?

指導者の間で最も多く上がった質問として「集中力が続かない」という問題。しかし小学生がそもそも集中力が続くかどうか?そして続かない理由は指導や練習の方法によるものかもしれない。そこを再度確認。小学生は年齢+1分程度の時間しか集中が続かないというデータがあります。では指導する側はどう工夫すれば良いのか?なぜ子供は鬼ごっこなら続くのか?なぜテレビゲームなら続くのか?その根本を考えてみると「楽しい」という要素が組み込まれているから。この「楽しい」という感情を如何に体感させて運動させるかが指導の工夫になるかもしれません。

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「チャレンジしないプレーは評価しない、結果が悪くてもチャレンジしたプレーは評価する。なぜ運動は楽しい必要があるのだろうか?チャレンジや工夫につながるから。スポーツも教育も宝探しである。自分で見つけるから楽しい。」
という代表の中野言葉を私はノートに書き留めました。
この講習でも最も心に残った言葉です。
ラグビー指導者研修会の皆様、JARTA代表中野さん、JARTA 講師、サポートの皆様、場所を貸していただいた大学の方々、本当に濃い時間を過ごさせていただきありがとうございました。

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深夜まで続いたトレーニングおつかれさまです!!

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吉田直紀

吉田直紀

フリーランス理学療法士!「病院に行かない文化をつくる」がモットー。つくば・代々木で施術・トレーニング・ピラティス・インソール作成!!年間600人の専門家指導/月間10万PVメディア/さらに詳しいプロフィールはこちらから

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吉田直紀

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