JARTA足関節テーピングセミナー内容〜足関節捻挫後の評価・治療・テーピング〜

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JARTAテーピングセミナーの内容は??

  • 足の機能を考える。
  • どの部位が不安定で痛みがあるのか。
  • どこにどれだけ貼れば安定するのか。
  • 動作はどう変わるのか。
  • テープを最小限にするためにはどうすれば良いのか。
  • 捻挫後の足関節はどんな特徴があるのか?

基礎的なテーピング方法から足部の機能構造の理解、動作分析をしっかり学び一生使える知識にするテーピングセミナーです。色々悩みながら臨床を楽しみテーピングを試してみましょう。

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基本的な骨・靭帯の触診

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足関節テーピングなので基本的な触診は重要。特に足関節は26個の骨があります。
それぞれの骨の形態を理解し、どうやって触診するかを学習します。

大切な骨の触診ポイントとしては

  • 踵骨(踵骨の動きで距骨の動きが決まる)
  • 距骨(捻挫後は後方滑り込みが制限)
  • 舟状骨(内側アーチのトップ)
  • 内側楔状骨(舟状骨との連鎖。3つの筋肉のキーポイント)
  • 中足骨(蹴り出し時のポイント)
  • 立方骨(外側動揺の指標)

これらの骨の触診をすることでどのような足関節なのか。そしてどのような姿勢・アライメントをしているかを確認できます。

例えば立方骨が落ち込んでいれば外側荷重を示唆するかもしれない・しかしそれだけでは理解が不十分で距骨下関節からの運動連鎖も評価が必要。

などなど足部の関係性を理解しながら相手の足を評価します。

→触診から動きを予測することができる記事についてはこちら

また足関節の靭帯も多く存在します。

足関節においては内反捻挫が圧倒的に多いので内側を中心に触診。正確に靭帯を触診できることが圧痛による重症度分類の評価にも役立ちます。

  • 前、後距腓靭帯
  • 踵腓靭帯
  • 二分靭帯
  • 三角靭帯
  • バネ靭帯

その他の靭帯もありますが、まずは主要な靭帯の触診と場所の理解が重要です。正確な触診と解剖学的な位置関係を理解することがテーピングを巻く際にも役立ちます。

骨の動き・固さ・足の動作分析

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  • 足の骨がどれくらいの固さがあるか。
  • 筋力があるか。
  • 動作的にどのような背屈・底屈軌道を描くのか。
  • 指(内在筋)はどれくらい機能しているのか。
  • 前足部・後足部はどのような違いがあるか。
    などなど
    これらの機能評価を加えることがとても重要。どこを治療してどこをテーピングしてどれくらいの強度が必要なのかを把握するためです。

必要な部位に必要なだけ。余計なものはやりすぎない。その場で修正できるものは徒手で変える。

足関節捻挫の重症度分類

捻挫には様々な重症度分類がある中で現場で簡単に判断できる方法として圧痛による重症度分類があります。受傷機転から病態を予測し、どのようなストレスが足関節に加わったか。

そこから圧痛を確認し重症度を簡単に判断していく。その他にも色々な評価がありますので、たくさん勉強してみてください。

→詳しい重症度分類についてはこちらの記事

足関節捻挫後の足関節の特徴

足関節捻挫後には足関節の特徴があります。

  • 背屈、底屈角度制限
  • 内、外果周囲軟部組織が固くなる
  • アーチ低下
  • 前足部機能低下
  • 立位時の足趾過剰収縮
  • 足趾の筋力低下、可動域制限
  • 足圧中心外側偏位

 

足関節捻挫後にこのような特徴があります。初期の段階で正しい治療が行わない場合や過度なテーピングによって足部機能が低下することがあります。

評価をして治療できる部位に関しては治療

。その後補正できない部分をテーピングで変化を与える。感覚入力か物理的変化で動作を変える。捻挫後の足関節はほとんどうまく治療されていないことが多いので、ぜひ評価・治療してみましょう!

アンダーラップの巻き方・ホワイトテーピングの巻き方

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テーピングに関してはベーシックな基礎から練習。

アンダーラップやテーピングの持ち方・切り方・張り方から。しっかり切れる!しっかり貼れる!
やはり基礎がとても大切です。キレイに切れればキレイにシワなく貼れる。

もちろん巻く時は評価した足関節の状態を把握しながら巻きます。

綺麗に巻けるだけではなく相手の状態や動作を評価して適切なテープを巻くようにしましょう。(ケースバイケースで、時間がないときは評価を飛ばして巻くスピードを優先する場合があります。)

テーピングが誰でもうまくなるポイント

基本的にはテーピンは誰でもうまくなります。

そのポイントを列挙しておきます。

  • 巻く回数・頻度を増やす
  • テーピングがきれいに切れる・貼れる
  • テーピングの順序・方法が頭の中に入っている
  • 解剖学を理解している
  • 運動学を理解している
  • テーピング後の動作分析ができる
  • テーピングの1本1本の意味合いが理解できている

JARTAオリジナルテーピング

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JARTAオリジナルテーピング物理的な構造の変化のテーピングだけでなく感覚入力のテーピングを実施。東洋医学的な経絡・西洋医学で考える筋膜のつながり・骨のアライメントと関与する部分に適切にテーピングをしていきます。

例:一人で巻けるクロステーピングについてはこちら

簡単に貼ることができるので選手自身のセルフテーピングとしても有効です。その後の動作変化は動きの中で主観と客観を合わせて評価。

例えば足部を固定していない前足部に一本テーピングを貼るだけで歩行も動作も変化がでます。(これは感覚入力の操作が非常に大きいです。)

今回紹介したのは一例です。受講者の方がオリジナルで編み出した評価やテーピングが増えていくことを期待します。

あくまで手段の一つであり目的を達成するためであれば何でもいいのです。
受講された先生方のアイデアや引き出しに1%でも繋がれば良いと思っています。
そしてまた明日から悩みながら考えていきましょう。

動画も載せておきます。

実際にはこんな感じで使用しています

では実際のクライアントさんに対するテーピングの処方も載せておきます。捻挫をしていなくてもテーピングという武器は使えます。

クライアントさんはサッカー選手で、「右足軸にすると体がブレて蹴りにくい」という要望。

施術の終わり間際に言われたので、テーピングで対応しました。動画で動作分析をして見てください。

ポイントは

  • 選手自身が貼れる簡単なテーピング(トレーナーがいなくても貼れる)
  • リスクが少ないテーピング(締め付けや違和感が少ない)
  • すぐに終わる(時間がなくても大丈夫)

ぜひ活用して見てください。

有名選手も使用しているサポーターASO

今回テーピングを提供していただいた
株式会社オンサイドワールドさまありがとうございました。

⬆︎ASOという素晴らしいサポーターを作成しています。
私が現役時代に使用していたサポーターとは
比べものにならないほど高機能です。。

有名選手も使用しているので
チームや選手に必要な方は購入してみてはいかがでしょうか?

足関節の解剖から触診、評価、治療、テーピングの基礎から感覚入力のテーピングまで一気に進めるJARTAテーピング申し込みはこちら↓↓

→JARTAテーピングセミナーはこちらから

参考文献

 


足関節捻挫予防プログラムの科学的基礎 (Sports Physical Therapy Seminar Series)

 


足部スポーツ障害治療の科学的基礎 (Sports Physical Therapy Seminar Series)

 


入谷式足底板 ~基礎編~(DVD付) (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)

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