病院を辞めた理学療法士が思う困ったこと・良かったことまとめ

病院を辞めていま思うことをつらつらと書いてみますね。

これから病院を辞めて自由な働き方を目指す人にとってはタイムリーなお話しになると思います。

辞めて困ったこととよかったことをまとめてみよう!

目次

病院を辞めて困ったこと

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1社会的な信用を一気に失う

公務員や一般亭な組織の社員は、すごい信用が強いです。お金を借りる時も、家を買う時も、ローンを組む時も。圧倒的に個人事業主よりも有利になります。個人事業主で稼ぎが良くても「・・・あなた誰?信用ないでしょ?」的な感じで見られてしまう。これは困ります。。

特に家や車など大きな買い物をしようとしている人は要注意。

組織にいるときにしっかりと信用を活用して先に行動しておきましょう。

2休みと仕事の区別が曖昧になる

基本的にネットが常につながっている状態なので、いつでもどこでも仕事ができるわけです。よくも悪くも。だから仕事が休みの日でも急な対応を迫られることもあるし、「休み」がわからなくなります。組織に勤めていれば必ず代役が存在しシステムとして人が休んでも回るようになっています。やっぱりこれってすごいことです。

個人で事業を始める方は最終的には、自分がいなくても回るシステムを構築する必要があります。でも病院って既にこのシステムがあります。だから有給とかいいですよね〜!休んでもお金が入ってくるわけですから。個人事業主は休んだ分だけ減りますので、精神的なストレスやプレッシャーはかかります。

3寂しい

うん、意外とこれは効きますw

やっぱり個人で事業を行うわけなので、主体は自分になります。だから舵取りは自分。責任も自分。孤独と戦う時間が増えます。

ワイワイできるわけではなく、淡々とこなしていくことが少し寂しさも感じます。。→起業した理学療法士が失敗しないためには・・にも書いてあります。孤独の辛さw

4お金の管理がシビア

お金は稼ぐだけではなく守る力や運用する力が重要になります。これを知らない人が多すぎる。というか僕も無知だったw稼ぐだけではダメ。税金対策や資産運用の力がとても大切になる。

病院では一定の給料が一定の日にちに確実に振り込まれます。どれだけ成績が悪くても良くても一定。これも組織の強いところ。しっかりと経営が安定していれば個人個人にかかるストレスは減るわけです。でも個人では、うまくいかなければマイナスになるし、お金の管理をシビアに守らないとすぐに破綻します。

利益や経費、税金などなど。マネーに対する勉強は個人になったら絶対に必須です。(ほとんどの人が初めてだから。)フリーになる前にしっかりと勉強しておくことをお勧めします。もちろんビジネス分野も勉強しておこう。→オススメの本はこれだ。

5理学療法士という名前は武器にならない

これは知っていましたが、その通りです。そもそも社会的な認知は非常に低い。だから理学療法士です!って張り切って話しても「ん〜病院で働く人?接骨院の人?」みたいな感じです。だから資格は武器になりません。

いろんな理学療法界にあるような資格を取っても、あまり意味ないです。ホントに。もちろん知識や技術をつけることは大切ですが、資格を名乗ってお客さんが来るほど世の中甘くないということです。誰にも知られていない最高の商品よりも、世界中の人に知られているちょっと良い商品の方が価値があるのです。これを理解しましょう!→これからの理学療法界の給料や将来についてはこちら

 

病院を辞めて良かったこと

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1思い通りのことがすぐにできる

本当に早く動くことができます。だってほぼ個人で動くので。やりたい!!っと思った3秒後には動き始めます。ブレーキをかけるのもアクセルを踏むのも自分です。他人の意見や組織の意見はありません。だからこそやることには責任がついてきます。失敗も成功も。マイナスもプラスも。

2理学療法界以外の世界をよく知ることができる

なんて狭い世界に生きていたんだ・・って思います。この世の中の医療という枠のリハビリという枠の理学療法という枠の中でも常識や生き方にとらわれていた気がします。本当にいろんな世界があり、ぶっ飛んだお話もたくさん聞きました。

なるべく理学療法士さん以外の人と絡む機会を多くすると世の中の需要がわかります。だって相手は理学療法士さん以外の人がほとんどなので、どんな要望や需要があるかは市場に聞いた方が圧倒的に早いからです。

3時間も収入も自分次第になる

家庭を持ち、子供が生まれ、自由な時間や収入が増えてほしいと思いました。でも病院勤務の理学療法士の給料や待遇は予測できます。現段階で400万前後の理学療法士の給料で、一生やっていくのはどうかな〜という個人的な解釈。しかも現段階です。

今後は給料が下がり始めることも予測できるし、労働年数も増えるでしょう。となると、ずっと病院勤務で理学療法士はきついなっと思ったのは正直な考え。個人でやると時間も収入も自分次第でコントロールできます。もちろんリスクはありますが、プラスも大いにあります。

個人で自由に理学療法士の知識を技術を生かしたい人へ

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そもそもビジネスを始めたことがない人はほとんどです。だから「何か怖い・・」「失敗がほとんどって聞くし・・」「不安定だし・・」みたいな意見は多い。そりゃ初めてのことはみんな怖いです。でも5%くらいうまくいきそうだなって思ったらやってみた方が早い。やってみないとわからんです。

私自身もそうでした。なんか個人になったらとんでもない悪いことや失敗が起きるのじゃないかと・・・
でもよく考えてみて。失敗しても大したことはありません。最悪理学療法士のバイトして食いつなぐことだってできるし、短期的に正社員やってもいいわけです。なんとかなります、日本だから。

ただ簡単ではないです。毎日よく考えるし、勉強するし、アイデア絞るし、戦略練るし。これから時代はどんどん変化し、理学療法の需要が刻一刻と変わります。その都度新しいことをやり続けることが大切かな〜っと。

単純に今流行りの理学療法士の整体院起業を簡単にやろうと思っている人は失敗します。(甘くないです)確実に。そのあたりのこともFree PT salon@LINEで話していきます。(頑張るのではなく、ちゃんとしたシステム作りが大切になりますフリーになると。)

毎打席ホームランを打つ必要はないです。100本空振して1本ヒットが出ればいいです。それくらい失敗しても打席に立ち続けることが大切!!

というわけで立ち上がる力を身につけておきましょう!

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