理学療法士の将来や給料が不安?でも「可能性」に満ち溢れているってお話

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2016年のリアル臨床のテーマは「可能性」
私が発表するのは「理学療法士になって何がしたいの?」というお話。

私がこれを伝えようと思ったきっかけは後輩の面接でした。
当時病院勤務でリーダーをしていたため部署の後輩の面談を行っていました。
その中の8割の人が口を揃えて同じようなことを話すことに気づいたのです。

・何をしていいかわからない
・勉強会やセミナーに参加してもやる気が出ない
・将来が漠然と不安だ
・目指すゴールがわからない
・結婚してもこの給料でやっていけるかわからない

などの不安。
あれしたい!これしたい!!という光を放つような発言をする人がほとんどいなかった。
僕はこの現象に驚いた。
これは一病院の部署の多くの人が思っているということは多くの理学療法士も同じことを思っているのではないかと感じたわけです。

なんとなく見えない不安と漠然として将来で苦しいと思っている先生方へ。

大切なことは「自分を知り、自分の位置を確認する」まずはこれなんです。

理学療法士の給与・需要・日本のリスク!厳しい現状をリアルに!

これは理学療法士界のリアルを知ってほしいから書きます。
決してこれからの時代は甘くないということ。
それを何となく知っているからこそ見えない不安がある。
でもその不安はしっかりと向き合った方がいい。
不安が見えれば対策も見えてくる。

理学療法士のリアルな給料変化

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年収は徐々に低下している。月給23~27万円。年収だと350〜500万円。
私たちの給料は保険点数で決まっている。そしてこの点数が徐々に低下している。
ということは成果主義ではどうにもならない。
この先我々の給料が急激に上がる可能性は極めて低い。

この給与制度で困ってしまうことが起きる。
「理学療法士間の技術差」
患者さんをすごく良くしようが、適当にリハビリしていようが給料は変わらない。
そうなると実力のあるセラピストは不満が溜まり、病院や組織を飛び出す。
一方給与が変わらないことに気づいて手を抜いてしまうセラピストが増えてしまうかもしれない。

理学療法士の起業はこれらの給与制度の影響が大きいと考えています。

 

理学療法士の需要と供給のバランス

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確実に人は増えています。理学療法士の数は膨大です。国が必要とする以上に学校が乱立し、卒業して、供給過多になっている。
「リストラされるかどうか??」という不安になる人もいます。

ただこれだけではわかりません。すぐにリストラになるような職業ではありませんが、組織が必要とないと判断すればリストラはありえることです。これは昔よりも可能性は高いということだけは言えますし、今後高まる可能性もあると思います。

日本という枠組みでのリスクを考える

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今までのお話は医療界での話。では今後日本がどうやって変化するかを知り、日本のリスクを知る必要がある。

たくさんあるが、例としては経済破綻。オリンピックまでは経済は安定すると言われているがそれ以降の日本の経済はどうなるか?

借金が増大し、若者が減り、高齢者問題などなど。日本はまだまだ多くの問題を抱えている。

理学療法士の不安を考える前に「何でPTになったか?」を考えよ

このような不安要素が何となく理解できただろうか?
少なからずとも若手の理学療法士の先生も薄々気づいている。

「理学療法士やばくない??」
「給料上がらないね・・」
「転職しようかな・・」

などなど。

でも私は問いたい。

「そもそも何で理学療法士になったの?」

これがめちゃくちゃ大事。
あなたが理学療法士を目指した理由が必ずあるはず。

・家族のリハビリを見て理学療法士になろうと思った

・自分が怪我をしてリハビリの大切さを知った

・単純にかっこいいと思った

・人のためになりたいと思った。

その動機が強いものでも、弱いものでもいい。
かっこよくても悪くてもいい。
自分だけの動機だから。
まずこれを思い出すことが大切。

息切れ理学療法士が多い

理学療法士になってこんな流れになっていないだろうか?

1理学療法士になりたい!
2理学療法士になった!
3周りがたくさん勉強している!
4学会発表や論文書かなきゃ!!
5後輩にたくさん教えなきゃ!!
6いつの間にか役職になったり、肩書きついたりしてる!!!

あれ??でも。何がしたかったんだろ?

という息切れ理学療法士が多い気がする。

マラソンでいうとゴールがわからない状態で走っているような感じ。
42.195kmのテープがないまま、一生懸命に走る。

でもゴールがわからないからペース配分がわからない。
やがて疲れてきて、休みたくなる。

でも理学療法士は真面目だから止まらずに走る。
ただそのスピードは「ダラダラ」だ。

私はこのような息切れになっている理学療法士が多いと思う。
特に5年目くらいに起こりやすい。
知識や技術や資格は持っている。

でも時折

「あれ・・結局何したかったんだっけ?」

という喪失感に襲われてしまう。

 

自分を知り、居場所を確認し、ゴールを決める

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ゴールを知るためにはこの問いが大切。

「なんで 理学療法士になったか?」

「理学療法士になって何がしたいの?」

何度も言うけどこれが大切。

では言い方を変えるけど

「どうなったら理学療法士やめてもいいと思う?」

この問いに答えてほしい。

なぜなら私はゴールを決めることが重要だと思うから。

理学療法士を卒業する条件は何か?

そのために何をしなければいけないのか?

だから私は理学療法士になった。

逆算して考えよう。

そうしたら今からの行動が一瞬で変わるはずだ。

そんなお話をしようと思う。

私は理学療法士のリスクがある反面、可能性に満ち溢れている職業だと思っている。
道が狭くなっているのなら、道を作ったらいい。

少子高齢化なんて理学療法士にとってチャンスだ。
はたまた病院以外にもカラダや健康ことで困っている人は山ほどいる。
むしろカラダのことでもっと理学療法士は世間に知られなければいけない存在だ。

ただまだそこに道がないだけ。
だから道を作ろうよ!!ってこと。

そんなリアルな理学療法士の現状と希望の話をしようと思う。

→実際に理学療法士で起業している人の話はこちら

 

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吉田直紀

吉田直紀

フリーランス理学療法士!「病院に行かない文化をつくる」がモットー。つくば・代々木で施術・トレーニング・ピラティス・インソール作成!!年間600人の専門家指導/月間10万PVメディア/さらに詳しいプロフィールはこちらから