今回は腰痛にならないための草むしり方法をお伝えするよ!
「家の庭の草がすごい・・・」
「でも草むしりすると腰が痛い・・」
って人には知ってほしいカラダの使い方。
ついでに腰椎と骨盤・股関節のメカニズを知りたいセラピストにとっても大切な話。
頭で理解するよりもカラダで理解しようぜっ(^ ^)
草むしりで腰痛にならない腰の使い方
結論から言うとこれだ。
「腰を丸めない」
「骨盤を前傾させておく」
「お尻を後ろに突き出す」
これだけ守ってほしい。農家の人や庭の草むしりに悩んでいる人はこの姿勢をとってほしい。
ちゃんとできると太ももの裏側の筋肉ハムストリングスが伸びる。これでOKだ。
ただ問題はハムストリングスがとても筋肉痛になることw
でも腰への負担は全く違う。
実際に僕は1時間これで草むしりした。
結果。
腰は全く痛くない( ´ ▽ ` )
最高だ・・
でも太ももの後ろ側はとてつもない筋肉痛になった・・筋肉痛はすぐに治るから大丈夫!
なんで草むしりで腰が痛くなるの?
ここからは専門家向けに書くので専門用語になるので注意。
多くの人は腰を丸めて行うか、しゃがみこんで草むしりを行う。
これでは腰椎後弯・骨盤後傾位。もっとも腰に負担がかかるアライメントになってしまう。この状態で長時間草むしりをしていればどんなに筋肉があっても腰痛になるだろう。
- ニューテーション→仙骨のうなづき運動・寛骨の後方回旋
- カウンターニューテーション→仙骨の起き上がり運動・寛骨の前方回旋
とっても簡単に説明するとニューテーションは安定、カウンターニューテーションは不安定になる。→骨盤について知りたい人はこちらの記事へ
草むしりで体を丸めて骨盤を丸めていることはカウンターニューテーションになってしまうということ。
引用:https://dm.medimag.jp/column/211_1.html
ついでに腰を丸めてしまうと椎間板圧も上がってしまう。
でも椎間板の圧が上がることと腰痛に関しては関係ありませんので注意!
腰椎・骨盤・股関節の関係性を理解するには「草むしり」だ
腰椎・骨盤・股関節の関係性を理解するには「草むしり」すればいい_φ( ̄ー ̄ )
どうも頭でっかちで教科書を丸暗記しているセラピストが多い。
でも大切なのは頭で理解することよりもカラダで理解して体験することの方が圧倒的に大切だ。
大切なのは頭で理解することよりもカラダで理解することなんだよな。
草むしりを分析するよりも草むしったほうが100倍早く機能解剖を理解できる。
骨盤と股関節について知りたい人は草をむしろう! pic.twitter.com/jN19jRxIxV
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年8月6日
これは口で説明できても患者さんへ指導することがうまくできない人は特に。
- ニューテーション、カウンターニューテーションについてわかる
- 骨盤の前傾、後傾のアライメントがわかる
- 姿勢評価ができる
などなど。頭の中では全てわかっている。でも動作になるとわからない。。一番良い解決方法は「自ら体を動かすこと」だ。
さあ草むしりしよう。
カラダを頭を使ってさらに庭が綺麗になる・・・・・
おお、一石二鳥以上( ´ ▽ ` )
スポーツ選手にもオススメしたい草むしりトレーニング
そしてこれは体験した人だけがわかる夏の草むしりの現状。
- 暑い
- 蚊がすごい
これが問題だ・・特に後者。写真を見てもらえばわかるがぼくは半袖で勝負した。。
蚊がすごい・・・どうしたらいいか??
そう、スピードをあげて体を動かしながら行う。
そう・・草むしりダンシングだ。
もうここまでくるとスポーツ選手にオススメしたいトレーニングだ。しかもハムストリングスが伸びて骨盤・股関節の使い方がわかるようになる。
ぜひやってみよう!!
さらに強度を高めたい人は片足でやると良い↓ちなみに草をむしる精度は下がるので注意w