理学療法士の就職オススメ?病院・クリニック・老健・訪問の違い

臨床実習も終わり後は就職場所を探すだけ!

でもどこが自分に合っているかわからない。。

給料や休みってどうなの。。

まずは総合病院が良いのかな・・

病院やクリニック・老健とかどこに就職しようか迷っている人

そんな学生の皆さんにお伝えしておくことをまとめました。fe8bedcb8093462de4b49a92b08496c9_s

目次

病院、クリニック、老健、訪問の違いって?

一般的にはこの4つくらいに分かれるとおもいます。

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1病院

もっとも就職場所として多いのは病院です。
一般的な医療の知識を得られることに加えて医師、看護師や
作業療法士、言語聴覚士の皆さんと連携をとってリハビリを進めることができます。

また病院の中には急性期や回復期、外来などの部署に分かれているところもあります。
このようなところではローテーションで全ての部署を回るようにできているところが多いです。

まだ何もわからず広く浅く勉強したい人にとっては総合病院はオススメです。

2クリニック

整形外科のクリニックのメリットは専門的で数多くの患者さんと触れることができること。クリニックなので基本的には整形外科疾患の人だけが来ます。
最初から整形一筋で勉強したい人には合います。

クリニックは基本的に1単位20分で患者さんをリハビリすることが多いです。
一方回復期病院では3単位60分でリハビリします。
つまりクリニックの方がたくさんの患者さんと触れることができて、多くの症例を診ることができます。
数を多く見ることで得られる知識もたくさんあります。

3老健

担当する人は高齢者だけです。疾患は昔の大腿骨骨折・脳梗塞や内科疾患、廃用の問題がメインになります。今後さらに少子高齢化する中で高齢者に対応出来るセラピストは確実に必要になってきます。
施設によっても1日に見る担当患者は異なりますが、クリニックのようにたくさんの人を診ることになります。

この維持期の人をよく出来るかどうかはセラピストの腕のためしどころ。
急性期や外来に関しては自然と良くなるケースが多い。
一方症状が固定された時にどれくらい良くなるかはセラピストの力量によります。

4訪問

患者さんが帰る場所は家です。家での環境設定やADLの確認は非常に重要。
この時期のリハビリをすることで患者さんのゴールが見えます。
ゴールが見えるからこそ急性期や回復期でやるリハビリがわかるのです。
また訪問リハビリは今後発展する分野です。

少子高齢化になり、病院やクリニックに通えない人が徐々に増えていきます。
リハビリ側が自宅に行きリハビリをする・・というスタイルが一般的になるかもしれません。
業務としては1日5~6件くらい患者さんの自宅を周ります。
ケアマネや医師との連携もあり、書類業務もそこそこあるお仕事です。
患者さんの生活と直結したリハビリをしたい人にはオススメです。

給料の差と休みの差

以前も書きましたが給料に大きな差はあまりありません。

→理学療法士の給料についての本音

徐々に理学療法士の給料は下がり始めて、昇給も下がり始めています。
これは理学療法士の急増により需要と供給のバランスが崩れてきたからです。
今後はさらに競争の激しいリハビリ界になることは間違いありません。

また休みに関しては各施設によって大きく異なります。
週休2,5のクリニックがあったり月に6日しかないところもあります。
有給の使いやすさも施設によって異なります。

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いずれも優良なサイトなのでポチポチと検索をしてみてください。

やりたいことが決まっている人へ

男性に多い意見

「スポーツ整形やりたいけど最初はまず病院で基本的な知識をつけてから・・」

という人はかなり多いです。

もちろん整形に限らず、中枢や訪問分野がやりたいっと最初から決まっている人。
私の意見ですがやりたいことが決まっているのならすぐにその分野に
深くどっぷり浸かった方が良いです。
確かに病院に行くことで全般的な知識をつけることができますが
余計な仕事まで付いてくることが殆どです。

そのうちに本当に自分がやりたいことが見えにくくなってきます。
だから早めに自分のやりたいことにどっぷり浸かりましょう。

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