この世からいじめは無くならない。
もしいじめをなくせる方法があるなら早く普及してほしい。
でも僕は思う。
「いじめは無くならない。だったらたくさんの逃げ道を作ってあげることが対処方法なんじゃないか?」って。
教師でも教育学部でもないぼくが真面目に「いじめ」について語ってみる( ´ ▽ ` )
いじめとは何か?その対策は?
いじめを取り扱っている専門家はこう語る。
一言でいえば、①市民社会のまっとうな秩序から遮断した閉鎖空間に閉じこめ、②逃げることができず、ちょうどよい具合に対人距離を調整できないようにして、強制的にベタベタさせる生活環境が、いじめを蔓延させ、エスカレートさせる。
対策は、次のこと以外にはまったくありえない。
すなわち、①学校独自の反市民的な「学校らしい」秩序を許さず、学校を市民社会のまっとうな秩序で運営させる。②閉鎖空間に閉じこめて強制的にベタベタさせることをせず、ひとりひとりが対人距離を自由に調節できるようにする。
うおお( ´Д`)y━
すでに答えが出ているのか。。
一意見としてぼくも考えてみる。
ぼくは2の意見に賛成。
大人も国もいじめだらけなのに?
いじめはダメだ!!
いじめを無くそう!!
もちろん、それは大切。
でもね・・そんなに単純じゃないから。
大人や国同士が争っているのにも関わらず。
子供達だけに「争いのない差別のない組織」を押し付けるのはどうだろうか?
子供はみている。
大人や国同士が毎日争いをしていることを。テレビだけじゃなく、SNSやネットから。
そんな世の中で子供だけに「平和」を押し付けることが正しい選択だろうか?
そう、日本だけではない。世界に「いじめ」は存在する
いじめのデータ
いじめられたときの行動と継続期間
いじめをとめてほしい人
引用:ストップ!いじめナビ
他にも色々なデータがある。
- いじめの件数は増えてもいなし、減ってもいない
- 小学校高学年〜中学2年生にかけてのいじめが多い
- 日本は他国よりも傍観者が多く仲裁者が少ない
- いじめを止めて欲しいのは圧倒的に「友達」
などなど。
考えれば考えるほど難しい問題。
特に今はネットがあり、学校内だけでなく、ネット空間にまで「いじめ」が広がっている。
親も共働き世代で子供の心情の変化に気づきにくい。
核家族の減少でおじいちゃん・おばあちゃんの癒しの場も減っている。
時代とともに子供が育つ環境が変化していることが複雑さを増す。
いじめの対策は逃げる人・場所・環境作り
いじめられることってのは誰にでも多かれ少なかれ経験があるだろう。
だから「いじめ」をなくすことはとてつもなく大変なこと。
何年かかるかわからないし、無くせないかもしれない。
だったら身近にいる僕らができることはなんだろうか?
僕はこう思う。
「いじめから逃げる人・場所・環境」を作ること。
徹底的に逃げること。
極端な例だけど。
- 学校でいじめられる
- 誰かに相談してみる
- 相談してもダメなら転校してみる
- 他の学校でもいじめられる
- もう学校いかない
- それでもどこかでいじめられるのであれば日本から離れてみる
- 孤独になるのもあり
ってこともできる。
人・場所・環境を変えたらどうだろうか?
なぜか大人は大人のレールにはめようとする。
「学校にいかなければいけない」って誰が決めたのか?
命を削り落としてまで学校に行く意義はあるのか?
その地域・その場所で。その学校に行く必要がどれだけあるのか?
そのコミュニティはどれだけ重要なのだろうか?
もっと突き詰めると日本にいる必要があるのか?
これだけネットのインフラが整っているのであれば世界中どこにいても仕事もできるし、学習だってできる。
学校という教育の場はあくまで選択肢の一つ。
ちなみに会社だってそう。会社でいじめられるのであればやめればいい。
あくまでも生活の選択肢の1つとしての仕事場だから。
僕らの生き方は何億分の1だ
もっと突き詰める。僕らの「いま」の生き方は何億分の1の生き方だ。
だから他に何億通りの生き方もある。
いっぱい試してみてもいいんじゃないか?
自分が居心地の良い場所や信頼できる人、環境はどこかにあるはずだ。
それに当たるまで逃げ続けてもいい。
自分を守るために。
まとめ
ぼくの意見はこうだ。
- 徹底的に逃げる
- いじめを見つけた人は逃げられる環境を作ってあげる
- 本気で相談に乗る
- 広い世界にいることを知らせてあげる
と。
個人的に「いじめ」なんてなくならないと思う。
だって大人社会や国同士で争いしているのに、子供だけ平和にねって無理でしょ。
大切なのはいじめをなくすことよりも。
その後に子供が頼れる場所や相談できる人がいること。逃げ道を作ってあげること。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年6月20日
やっぱりいじめで命をおとす事件をみると心が痛む。
ましてや1人の親としていつか「いじめ」問題に向き合う時がくる
だからこそ自分の意見を持って本気で自分の子供を守れるようにしたい。
子供のために
- 引っ越ししたり
- 学校と向き合ったり
- 仕事辞めたり
- 日本離れたり
親が子供のために本気でやれることはたくさんある。
自分の居場所が1つだけだと限定されるような「学校」っていうら概念は怖い。
いろんな選択肢の中に「学校」っていう場がある。。。
それくらいに捉えられたらいじめに対する逃げ道って見えやすくなるんじゃないかな
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2018年4月25日