最近労働について色々勉強していると気づくことがある。
「そもそも1日8時間労働ってどうなんだろ?」
「残業って効率悪くない?」
「生産性悪すぎてAIに全て仕事取られちゃうよ〜」
というお話。
ん〜日本の固定概念って恐ろしい。知らないうちに僕らは洗脳されているのかもしれない。。
「長時間働いて残業していることが良し」そんな時代はもう終わりだと思う。
そもそも1日8時間も集中力が続かない
これは人間のパフォーマンス的なところ。人間の集中力自体が続かない。人間が集中できる時間は大体45分程度。だから1日8時間もず〜っと集中力が続くわけがない。適宜休憩を入れて、集中力を途切らせない方法を考えなければいけない。
良くないのは8時間メリハリのない仕事の流れ。
例えば8時間デスクワークなんて最悪。動かない状態で同じ作業を延々と。集中力も低下するし想像力も働かないし体にも悪い。だから残業なんてもってのほか。。しかも長時間労働は生産性が低下する。
定時に帰って誰かと遊んだり、運動したり、美味しいご飯を食べたほうがよっぽど脳の活性化になる
残業が起こる3つの問題点
残業なんて1分もないほうがいい。。なんで残業が起こるのか考えてみると3つの問題があると思う
1つは個人の能力の問題。明らかに効率が悪ければ個人の仕事も終わらずに時間オーバーしてしまう。
加えて「残業している=頑張っている」と勘違いしている人が多すぎる。海外なら「残業している=効率が悪い」とみなされてしまう。だって制限時間内に仕事が終わらないわけだから。
2つ目は組織の問題。個人の能力があっても組織に問題があったらもちろんダメ。例えば時間内に仕事が終わらない量を用意している組織。もう、これはブラック企業かもしれないw。でも実際に結構あります。これは組織がシステムを改善しないといけない。
時間いっぱい効率悪く働くよりも、時間短く効率よく働いてもらうほうがwin-winの関係になる。
3つ目は成果主義じゃないこと。残業手当欲しさにわざと日中だらけて無駄に会社に残る。なぜならちょっとした残業代が欲しいから。これは成果主義じゃないことが問題。時間でお金が発生するシステム自体の問題。
働いた分だけお金になるシステムに問題
時給制や日当制がこれにあたる。働けば働いた分だけお金になり質や効率性はあまり問わない。
つまり時間を対価に変えているという仕事。
ちょっと考えてみよう。
時給1000円の仕事。1日8時間・月20日で16万円。
この収入をさらに上げる場合は2つ。働く時間を増やすか、日数を増やすしかない。1日20時間働いても月に40万。年収で480万円程度。子供がたくさんいたら結構厳しい数字。
これが働いた分だけお金になるシステムの限界。トマピケティさんの本を読んでより思った。
労働収入には限界があるということを。
日本はこのシステムがあるから長い時間働こうとする概念が生まれてしまったのだろう。
1つだけ言えることはアイデアの量と質は労働時間に比例しない。
長時間労働の固定概念を取っ払おう
長時間労働=しっかり働く
忙しい=仕事ができる
残業=遅くまで頑張っている
という固定概念を取っ払おう。
知り合いの社長さんは1日3時間労働だったり、週4日くらいしか働かない。いや、週2日しか働かない人だっている。理由を聞いてみると
「暇がないと周りが見えなくなる。組織の舵取りできないから」
うん、その通り。個人だって同じ。長い時間働いて、残業していると思考力も集中力も創造性も落ちてしまう。だから同じような仕事のクオリティになりがち。いや年齢を重ねればそれ以下のクオリティになるだろう。
おそらくそのような単調な仕事は5年以内にAI(人工知能)さんにとってかわるだろう。
人間の最大の力は人間の右脳・創造性だとう思う。単調な簡単仕事は全部ロボットでいい。
そのために自分の脳や体のパフォーマンスを考えてみると・・
1日8時間労働、長時間の残業ってイケテないのでは??
労働で終わる人生で良いの?取り戻せないのは「時間」
シンプルに。長時間の労働や残業代で奪われているのはあなたの「時間」である。
いくら給料や残業代が増えてもあなたの「時間」は増えない。
仕事を早めに終わらせて家族や仲間とのかけがえのない時間を過ごす方がよっぽど大切なんじゃないだろうか?
そのためにも今の仕事の生産性や効率性を上げて自動化させる。
よりスマートに仕事を終わらせることが求められる。そうすればもっと自由に働くことできるんじゃないかな?
読んで欲しい「労働」についての本