スポーツ分野に関わりたい学生・新人セラピストへ「8つの力」

521日にADVANCE主催のJARTAセミナーを行いました。
私もサポートとして参加しました。
主催していただいたADVANCEのスタッフの皆様ありがとうございました。
その中で若手や学生の人に伝えたい中野の言葉を書き留めておきます。

代表中野が伝えた「8つの力」とは何か・・

これはJARTAのトレーナーや受講者、その他スポーツトレーナーを
目指す人にも伝えたい内容です。

JARTA中野代表がスポーツ分野を目指す若手PT、学生に伝えたいこと

「プロであれ」その中で紹介されたのが「8つの力」

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目次

継続する力

何事も続かないことが問題。

脳の選択肢の中に

「諦めるor諦めない」

という選択肢を持たないこと。

自分のモチベーションは上げてもらうのではなく、自分で上げるものである。他人や外的環境でモチベーションを左右されるようではまだまだ。

目の前のことに全力でつくす力(本質、構造を見抜く力)

やりたいことが違うから目の前のことに全力尽くせない人はダメ。
スポーツ選手を見たいから目の前の高齢者のリハビリにやる気が出ない。
そんな人はスポーツトレーナーになれない、甘くない。

つまりこれは本質、構造を見抜く力になる。
すべてのことが点と点で繋がる。
高齢者のリハビリでも急性期のリハビリでも全て同じ。
全力で行うことでいづれ自分の中でつながる。

だから目の前のことを全力でやる。

120%の仕事をする力

100%で仕事をすることは当たり前。

でも。もしかするとその仕事は他の人に頼んでも同じかもしれない。
100%でやることは他の人と同じ。

120%でやることで他の人と替えが効かない存在になれる。
いつも相手が要求する仕事の質・量ともに120%で返す。

相手を中心に置く力

セラピストが結果を出すという思考ではなく
選手が結果を出すという思考に変える。
痛みを取ることだけに着目して痛みを取ったらOK
・・というのはあくまでもセラピスト中心。

その先の選手のパフォーマンスが向上することで初めて意味を持つ。
「結果を出せるセラピスト」というのはどうなんだろう?
主役が選手からセラピストに変わっていないか。
我々トレーナーやセラピストは主役じゃない。相手が中心。

手本能力

トレーナーというだけでなく「人」としての手本を見せれるようにする。

人と人との関係の仕事。

どんなに技術や知識があっても
礼儀や人としての手本ができな人は能力を発揮する前に切られてしまう。

準備する力

いつ何が起こるかわからない。

準備しているからチャンスがくる。
準備していなければチャンスは逃げていく。

明日何が起きてもいいように全力で準備する。

目的を実現する為の手段に集中する力

人はできない理由を並べる。これは誰でもできる。

そうではなく、目的を実現する方法を探す思考に変えていく。

できない理由を前提条件に変えてどうすれば良いかを考える。

どんな状態でもやる思考回路を持つ!

ハラをくくる覚悟を決める力

一つの物事に対して覚悟を決める

1-7までの項目をやり切る覚悟。

スポーツ選手が体を預けるということは財産を預けること。
それを受け取る覚悟があるのかどうか。

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私の感想

この8つの力の話は初めて聞いた。

なぜだろう。

何回も聞いたことがあるような感覚でした。

「あっそうなんだ」という新感覚よりも
「うんうん、そうだよな」という納得。

なぜか既に何回も聞いているような感覚。

つまりJARTAという団体に中野の思いが自然とインストールされているのだと思う。
おそらく講師をしている人や認定トレーナーも同じように感じるのではないか。

人として成長できる人がたくさんいて礼儀を重んじる居心地の良い団体。
もちろん常に切磋琢磨していく。

ただ技術やテクニックを教えるだけでは何も変わらない。
一時的には何かの変化があるかもしれない。
でもその関係は点で終わってしまう。

業界は変わらない。
歴史的に見ても大きな変化はない。

そして同じ業界内で潰し合いをしている暇もない。

誰もそんなことをしたいわけじゃない。

いつの間にかお金や権力や欲望がやりたいことのベクトルを変えていく。

でも・・根本的な目的はみんな同じはず。

「人を良くしたい」という思いが根底にあるはず。

だからこそ人としてプロとして
この8つの力を当然のように使いこなしていきたい。

まだまだこれから。

JARTAもリハビリもスポーツ界も。

でも信頼できる仲間もたくさんいる。

困ったら助け合おう。迷ったら話してみよう。
みんな熱いハートを持っているから。

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