朝起きたら足の裏が痛い・・
ランニングしていてもすぐに足裏が痛くなる・・
もしかしたらその症状は足底筋膜炎かも。
日常でも痛みが出やすい足の裏の症状と治し方についてお伝えします。
足底筋膜炎に関しては痛みの出現するタイミングをずらして、メカニカルストレスを減らす方向へインソールを調整すると痛みが緩和しやすいです。足底筋膜炎でお悩みの方はこちらへ→https://t.co/cLySFMhXK1 … pic.twitter.com/VS7bCHjkK0
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2018年3月12日
足底筋膜炎の症状
引用:orthoinfo
足底筋膜炎とは足の裏側にある膜の炎症です
踵の近くから5本の指についている膜。
通常この筋膜は足のアーチを担っているので
足への衝撃を緩和させる働きがあります。
ランニングやダッシュ、ジャンプによって
くり返し足底にストレスが加わると痛みが出現します。
痛みの部位としては踵周辺の足裏の痛みです。
足にかかるストレスによって痛みがでるため
休息をとると痛みが消失するのが特徴です。
・土踏まずを押してみると痛い
・ランニングするとすぐに足裏が痛くなる
・歩いているだけで足の裏が痛くなる
・長時間立っていると足裏が痛くなる
こんな症状がある人は要注意です。
足底筋膜炎になりやすいスポーツ
・マラソン
・陸上
・バレエ
・バスケットボール
などなど。
硬い地面やアスファルトに
繰り返し激しいジャンプやランニング を加える競技に多いです。
足底筋膜炎の3つの原因
主な原因は3つ。
1アーチの低下or偏平足
引用:http://haretoki.naturum.ne.jp/e1223421.html
足のアーチには3つあります。
内側、外側、横になります。
これらのアーチ機能が悪くなりアーチが高くなるか低くなるか。
どちらにしても過度な高い・低いは足裏にストレスを加えます。
つまり扁平足でもハイアーチでも足底筋膜炎になる可能性があるのです。
2固くなった足裏とふくらはぎ
アーチの機能が低下すると足裏が固くなってきます。
固くなった足裏に何度もストレスを加えると痛みが出現しやすくなります。
特にアキレス腱やふくらはぎの筋肉が硬くなるとアーチも引っ張られてしまいます。
3足首が固い
足首回りが固いと足裏にも影響がでます。
足首の固さの簡単なチェックとしてはしゃがみ込み。
しゃがみこみが踵をつけて出来れば足首の柔軟性は合格です。
4その他
その他の要因としては
走り過ぎや環境(固い路面)、靴が合わないなども影響します。
足底筋膜炎の治療
第一選択はrest(休息)。
休むことで足裏にかかるストレスが軽減して痛みが落ち着きます。
どうしても休めない場合はテーピングやインソール、サポーターを使用することで
ストレスが軽減されます。
第2選択は温める
冷やすと血流低下と筋肉を硬くしてしまう可能性があります。
第3選択は痛みが落ち着いたらストレッチと筋トレ
痛みがあるうちは休息させることが良い。
ある程度落ち着いてきたら
アキレス腱と足の指周りのストレッチをします。
次の足ではなく股関節周りの筋肉を鍛えてください。
これは足にかかる負担を他の関節へ分散するためです。
足底筋膜炎の予防
足にかかるストレスの増大と蓄積が一番の問題。
つまり足のストレスを他の関節に任せて、足首周りを柔軟に保つことが重要。
1足首を柔らかく保つ
アキレス腱のストレッチやしゃがみ込みをする
2股関節周りの筋トレをする
お尻周りや体幹の筋力をつけて足への負担を減らしましょう。
足底筋膜炎のテーピング
オススメのテーピングはキネシオテーピング。
こちらのテーピングを足裏に貼るだけで痛みは軽減されます。
ポイントとしては足裏を反ったままテープは伸ばしすぎないで貼ること。
足底筋膜炎のサポーター
テーピングよりも簡単なのがサポーター。
足底のサポーターは足裏に受ける衝撃を和らげるものが多いです。
足底筋膜炎かかとパッド
足裏を支えるとっておきの2つのインソール
SIDAS(シダス) オールラウンド インソール CUSHION
BMZ(ビーエムゼット) 「CCLP理論」モデル インソール
どちらのインソールもスポーツ選手が使用しているインソール。
効果は抜群。
値段は少し高めですが毎日の一歩を大切にしてあげてください。
足底筋膜炎はこうやって対処!まとめ
多くの場合足底筋膜炎は疲労や使いすぎの場合がほとんど。
まずはしっかりと休むこと。
難しいのであればインソールやテーピングやパッドを入れてもOK!
痛みが落ち着いたらストレッチと筋トレをして再発予防しましょう。
わからないことがあればいつでも連絡ください。