とっても納得するトレーニング本に出会ったので紹介する。
その名も「プリズナートレーニング」
おお、クレイジーだ( ´ ▽ ` )
世界の監獄で受け継がれてきた究極のトレーニングメソッド。
このトレーニングにはジムにあるダンベルやバーベルは不要。
もちろんプロテインも不要。
己の体のみあれば十分鍛え上げることができる。
その全貌をお伝えしよう_φ( ̄ー ̄ )
さあみんなも最強になろう!
自然界でバーベルやダンベルの上げ下げをする動物はいない。なぜなら動くために必要ないからだ。
人間界には無駄なトレーニングをする人が多すぎる。つまり良いカラダにしてカッコよくなるためにトレーニングをしている人。
全く機能的ではない。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年9月6日
プリズナートレーニングのBIG6とは?
このプリズナートレーニングはシンプル。
6つのエクササイズをこなせば良いだけ。
10ステップに分かれているので筋肉に自信がない人にもできるようになっている。
ではそのBIG6のトレーニングは?
- プッシュアップ(上半身)
- スクワット(下半身)
- プルアップ(背中の筋肉)
- レッグレイズ(腹筋)
- ブリッジ(背骨全体)
- ハンドスタンド(上半身)
だ。とてもシンプルかつ納得の内容。それぞれ紹介しよう。
プッシュアップ
<大まかなステップ>
- 壁腕立て伏せ
- 膝付き腕立て伏せ
- 腕立て伏せ
- 片手腕立て伏せ
こんな感じに進んでいく。最終的には片手腕立て。これはかなりしんどいw。回数としてはほとんどが20レップスを2セットくらい。でも最後の片手腕立て伏せだけ100レップスwハードル上がりすぎだわ_φ( ̄ー ̄ )
プッシュアップのコツは
- 体幹、股関節、脚を一直線にする
- スピートは2秒でおろして1秒止めて2秒であげる
だけ守ろう。最強の大胸筋を作ることができる。ちなみに写真は片手腕立て伏せへのステップアップ中だ。
スクワット
<大まかなステップ>
- 壁に手をついてスクワット
- ハーフスクワット
- フルスクワット
- 片足スクワット
「わずかなりとも弾みをつけてはならない」と書いてある。ん〜プリズナー_φ( ̄ー ̄ )
ほとんどの男の人が上半身をトレーニングするが、本物の力は下半身に宿る。
スクワットのコツは
- しゃがむプロセスをコントロールする
- 体を落とすのではなく→コントロールするに意識をかえる
下肢の分離エクササイズは協調性を失う。レッグカール、エクステンションなど。
筋肉は分離して働くのではなく協調して動く。
できるだけ少ない種類のエクササイズで下半身の多くの筋肉を動員させることが大切。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年9月10日
プルアップ(懸垂)
<大まかなステップ>
- カラダ斜めから懸垂
- ハーフプルアップ
- フルプルアップ
- 片手プルアップ
背中の筋肉を鍛えるためには懸垂が一番だ。間違いない。人間の「引く」動作を最大限高められる。
どこの壁でもいい。つかまってくれ_φ( ̄ー ̄ )
レッグレイズ
<大まかなステップ>
- 仰向けで足上げ
- 角度を広げていく
- ぶら下がってレッグレイズ
いわゆる腹筋運動である「クランチ」ではない。クランチは筋肉の一部分を切り離した運動になってしまう。レッグレイズは腹部の上と下を満遍なく鍛えることができるエクササイズだ。
ブリッジ
<大まかなステップ>
- 仰向けでお尻上げ
- 頭でブリッジ
- フルブリッジ
- 立ったまま後ろに倒れてブリッジ
プリズナートレーニングの本では最強の運動は「ブリッジだ」と書かれている。
理由は背骨の筋肉を強くしなやかにするためのトレーニングだから。
確かにブリッジはいい。専門家的に
- 身体の全面が伸びる
- 背部の筋肉が鍛えられる
- 呼吸が深くなる
などなど。普段丸まっている筋肉を伸ばして強化することができる最高の運動だ。
ブリッジのコツは
- 背骨はアーチ状
- 股関節が床から高く上がっていること
- 腕と脚がまっすぐになっていること
- スムーズに深い呼吸になっていること
ハンドスタンド(逆立ち)
<大まかなステップ>
- 壁倒立
- 壁倒立から腕立て伏せ
- 壁倒立から片手腕立て伏せ
肩の筋肉を鍛える重要なトレーニング。ベンチプレスで肩を壊してしまう人は逆立ちから始めよう。そもそもローテーターカフと呼ばれる肩の深層筋はベンチプレスのような重い重さに耐えられない。だから肩を壊す。
だからこそ逆立ちから始めて肩が垂直圧で安定する姿勢で行うハンドスタンドがベスト!
ハンドスタンドのコツ
- 体はまっすぐではなく緩やかなカーブを描く
- 肘は外に出さないようにする
- かかとだけ壁につく
<ベンチプレスとショルダープレスで肩を壊す理由>
肩関節の位置関係とローテーターカフが効きにくい状態になるから。
これで重い重さを加えたら肩は一気に壊れる。だから「逆立ち」をやるべき。
逆立ちは肩が壊れにくい姿勢でトレーニングできる。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年9月19日
現代の歪んだ身体の文化
おそらく上記のプリズナートレーニングができる人はスポーツジムにほとんどいない。
なぜならみんな「ダンベル」を持ち上げて意味のない筋肉をつけて効率の悪い体の使い方しかできないから。
現代のスポーツジムの目的は「大きくて綺麗な筋肉」をつけることであり「使える筋肉」ではないから仕方ない。
フィットネス業界はマシンやダンベルを使わないと強くなれないという洗脳をかけているだけなのだ。
- 目新しいトレーニング器具
- 最新の技術を積んだマシーン
などなど次々とリリースされるマシーンにみんな誘惑されてしまう。
しかしそのほとんどが不自然な関節の動きや筋肉の使い方になってしまう。
歪んだ身体文化になっているのだ。
自体重トレーニングのメリット
- 器具が不要
- 運動能力を発達させる(ダンベルではなく自分の体をコントロールできるようになる)
- 筋力を最大化させる(腱・関節・神経系の発達)
- 関節を保護する(不自然な動きがない・自体重なので不自然な重さがかからない)
- 時間的・経済的効率
これらのメリットがある。
わざわざ月1万円を払って不必要な重さを持ち上げて動かして、効率の悪い体を作りたいか?
いや、いらないだろう。プリズナートレーニングだけで十分だ。
もし負荷をかけたいのであればプリズナートレーニングをこなしてからにしよう。
その頃にはダンベルの不必要さを感じているはずだから。
まとめ
間違いなくこのプリズナートレーニングをやりきれば最強になれるw
というかスポーツジムは不要。ダンベル・プロテイン必要なし。己の体だけで十分鍛えることは出来る。
重力と自分の体をコントロールできることが一番大切。
ほとんどの人が重力に負けて自分の体を動かすことができない。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年9月6日
あとはモチベーションの維持だ!!
さあみんな最強になろう!!
細かいステップや方法を知りたい人はこちらで↓