ほとんどの病院で理学療法士が副業を禁止されている。
でもここに疑問。
1つの場所で一人のセラピストを縛っておく必要ある?
僕は理学療法士の副業によって本業もうまく回るようになりセラピストとしても成長すると思う。
今回はセラピストの副業で得られるメリットをお伝えする。もちろんお金が増えるという短期的なこともあるが、長期的に見たら結局何を学び、何を感じるかなんだよね。
ほとんどのセラピストが1つの場所に縛られている
なぜだろう、セラピストは一本の仕事に縛られている。ほとんどの病院で副業が禁止されている。なんでだろ?( ´ ▽ ` )って思う人が少ないのが日本人のおとなしい性格ゆえ。
僕は1年目の時に非常勤で週5日働き、残りは整形外科のクリニックでアルバイトしていた。2つの仕事をしていた。だから思う。なんでセラピストは副業しないのか??
これはお金だけの理由ではない。セラピストの就職先に書いているので見ておいて欲しい。
要は2つの仕事をするから学べる量と質が増えるわけ。
もちろん本業に支障が出ないように仕事の質を落とさないのが前提。僕は副業をした方が思考が深くなり、回り回って本業の仕事の質も良くなると思っている。。
1日8時間週休2日に縛られていない?
1つの場所で同じ人と、同じ空間で、同じような仕事をすればパフォーマンスは低下する。同じ刺激しか受けないから。(よっぽどクリエイティブな人は別)
だったら場所も人もシステムも変わる場所で働けばたくさんの刺激を受ける。
自分が気づいていない才能や喜びにもたどり着けるかもしれない。
僕は大学病院で勤めて整形外科のクリニックでも働いていた。だから多くの疾患を見ることができたし、仕事のスピードや求められる質も全く違った。
この経験は2つ分の仕事を知り、より多くのことを勉強できた。
だから場所と人と仕事のシステムを変えられる「副業」はセラピストの成長につながると思うわけ。
どうも日本ってこの1日8時間週休2日制に縛られている気がする。
1日11時間働いて3日でもいいし、仕事を2つ持って週2日ずつ働いてもいいと思う。セラピストと全然違う仕事をしてもいい。それが点と点をつないで線になることもある。
もっと柔軟に自由に仕事を選択したらいいんじゃないかな?
セラピストの副業はリハビリだけじゃない!こんな仕事もできるよ!
ただ副業であればなんでもいいわけじゃない。コンビニの店員をやってもあまり結びつかない笑。こんなことだってできる↓
- ランニングの方法を教えよう
- 子供に体操の方法を教えよう
- 介護のやりやすい方法を教えよ
- ヨガやピラティスをしよ
- スポーツジムでトレーニング指導
- 解剖学や運動学を教えよ〜
- webで発信しよう
セラピスト=リハビリだけじゃない。僕らが持っている知識や技術は全く違う価値提供ができる。
セラピストならなんでもできる。だって人間の体を深く知っているから。それを価値あるものに転換すればいいだけだから↓
全て情報と知恵が大切になる。問題はその情報と知恵に色を付けて、形にして、有価値にできるか、その力が必要になると。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年1月25日
柔軟に考えればたくさんの人に価値提供できる。今見ている光景狭すぎないかな?こちらの「小学校に解剖学を教えよ〜」もそんな考えから出てきた。
そうすればもっと多くの人に向き合うことができるし、セラピストの認知も可能性も広がるって思うのは僕だけ?
副業禁止している組織が10年続く可能性はある?
今後の未来で何が起こるかなんてわからないし、大手企業が潰れる時代に病院が潰れないって誰が言っただろうか??
10年間事業を継続することだって本当に大変。今いる組織が10年続く可能性がどれくらいあるか考えてみよう。
- 3年後に生き残る企業65%
- 5年後に生き残る企業15%
- 10年後に生き残る企業6.3%
- 30年後に生き残る企業0.025%
という国税庁の恐ろしいデータ。。
そこに縛られておくことで不自由になるのは自分自身。
だったら副業で色んな経験して、本業に還元して。外部でたくさん活動して自分で次の道を作っておかないといけない。
でも副業の壁は高い・・けど「複業」の時代になる
と言っても禁止されているし、就業規則に反したらアウトです。。しかもこれからマイナンバーで副業がすぐにバレます。
だったら思い切って副業できる場所に行って見たらどうだろ?
今いる場所がベストじゃないかもしれないし、2点3点してもいいから自分の挑戦できる場所探した方が良いと思うわけです。もちろん強制ではないし、人それぞれ働き方がある。
でもこれからは「複業」の時代になるはず。いくつもの仕事を抱える時代に入る。
自分で仕事を作り出す力が必要になる、これからは。
僕はそっちの方が100倍楽しいと思います!
知っておくべきお金を稼ぐメリットとお金はツールという認識|理学療法士のカラダnote!!|note(ノート) https://t.co/w1AMIMMLbh
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2018年3月9日