「理学療法士の将来は不安だな〜」というお話はよく聞きます。
なぜ不安かっていうと単なる漠然とした不安。
これから未来がどうやって変化するのかを勉強していないから。
もちろん完全予測なんて不可能。
1テクノロジーは後戻りできない
2歴史は繰り返されるこの1.2で未来が予見できる。
完全予測は無理だけどある程度の予見は可能。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) June 5, 2017
<未来予想図について>
1年先は全くわからない。
社会に何が生まれて何が壊れるか。
自分がどこにいて何をしているか。
だから未来予想は無理だ。でも大きな流れは知っておく必要がある。
この流れは変わらない。
日本の流れ・世界の流れを俯瞰して知っておく必要はある。— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年10月26日
でも大まかにどんな流れが来るのかはわかっている。
その未来を先回りして考えよ( ´ ▽ ` )
市場の変化・社会の流れは超加速モード
薄々気づいている人もいるが。
市場や社会の流れは超加速モード。ものすごく早いサイクルで変化している。その理由は何と言ってもインターネット。
インターネットによって情報と資本が一気に流動性を高めた。
だからFacebookやTwitter、Instagramが数年で出現したように、新しいSNSやアプリなどのテクノロジーはどんどん変化・進化する。
そして新しく何かが出現して、廃れる。
その期間も人が飽きてしまうサイクルも短くなっている。
企業の成長も衰退も。
だから終身雇用や年功序列なんて制度はサイクルに合わないわけ。
古すぎます。
あらゆるモノにインターネットが接続し、単純作業はAIが行う
インターネットはどんどん加速し、あらゆるモノに繋がる。いわゆるIoTだ。
- 携帯電話(スマホ)
- 時計(スマートウォッチ)
- テレビ(スマートテレビ)
- 家(スマートハウス)
現段階でこれだけのものがインターネットに繋がる。あと数年でさらにモノにインターネットが莫大に繋がる。
そしてそれは「AI:人工知能」によって操作される時代が来る。
膨大なIoTが進み、AIがデータを集約・分析し判断できるようになる。
もうこれは間違いなく到来する未来。
だから「暗記」はもう必要ないし、Googleで検索する能力の方が圧倒的に重要。
辞書を使う必要はもうないし、暗算で数字を計算する必要もない。
人が行う単純作業はインターネットは全てを担うようになる。
だから人は創造性の高い仕事や趣味に時間をかけられる。
人間の歴史を考えてもテクノロジーが進化して、休みは徐々に多くなってきている。(週1→週2休みになっている)
だからこれからもどんどん休みが多くなって仕事が減っていく。
2030年代には以下の区別がつかなくなる。
・人間と機械
・現実とVR
・仕事と遊び時代の転換期がもう来ている。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) June 11, 2017
テクノロジーは五感をコントロールできる
知らず知らずのうちにぼく達の周りにはテクノロジーの進化が浸透している。
特に五感。(視覚、聴覚、触覚など)
スマホのタッチパネルやSiriの音声検索機能、自動ドアなど。
これらは全て人間の感覚機能を司る機能をもっている。
10年前から考えたらドラえもんの世界だ。
現段階でこの状態。
将来はVRと絡んで遠隔で人を触ったりすることもできる。
そうなると人は移動することが意味を持たなくなる。(不動産とかはほとんど値段が下がる)
だからこんなことも予測できる。
「VRを利用してリハビリを行う」なんてこともできる。
遠隔手術が可能なら、遠隔で体を触ったりすることもできるかもしれない。
海外のグローバル企業の動向が未来に繋がる
- Amazon
圧倒的なスピードと投資力を持ったこれらのグローバル企業がどこに注力しているかを知るべき。
それが未来の予測にもっとも近い。
GoogleやFacebookなどの企業が高い金額で買収している会社をチェックしておくと良い。
つまりトップのグローバル企業が目をつけている分野になるから。
先の先ってことですね。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) June 10, 2017
この有名企業がどこに投資しているかを見ると、かなり似ている分野に力を入れています。
- 人工知能(AI)
- 宇宙
- VR
- ドローン
要はこのあたりが未来のインフラを作るのでは??と予測ができる。
逆にここら辺に疎いとまずい・・・
医療もテクノロジーで180度以上変わる
医療関係であれば
- AI
- ナノロボット
- ウェアラブル
これらが全てを変えてしまう可能性が高い。
となると。
病院もスポーツジムも実質必要なくなるかもしれない。
心拍計、血圧測定、活動量計、歩数計、座りがちの自動注意、睡眠モニター、SMS通知、電話の着信通知、アラーム、データ同期、データ分析。時計機能はもちろん、iPhoneやAndroidなどスマホとBluetoothで接続すれば、心拍数、走行距離、カロリー消費、睡眠モニター など日々の様々な活動量の計測が可能
スマートブレスレット
もうスポーツジム系のトレーナーお手上げなわけです♪(´ε` )
そもそもこれからは人は生きるか死ぬかを選択できる時代まで進化する。
だから病気や慢性疾患もどんどん治る時代がやってくる。
その時「医療」はどうなっているのか??必要なのか??
医療がひっくり変える時代がくる。
テクノロジー進化から考えた未来
未来が好き。だから予測してみるね。
- テクノロジーの進化(AI、VRなど)
- 人が行う単純作業は全てテクノロジーでなんとかなる
- ナノロボットが完成すれば人は死なない・病気にならない
- 「リハビリ」というか「医療」の再定義が行われる
- ぼくらの役割は再編される
というわけ。
何よりも大きいのがAIの誕生とナノボットだろう。
医療はまるで変わる。今必要な手術や治療方法は5年後には必要ないかもしれない。
もしかすると「病院」という施設が必要なくなるのでは・・とまで思っている。
未来を考えるための必読本3冊
ちょっと小難しいけど。未来を知るためにはこの3冊は読むべし。
何よりも書いている人の頭のキレ具合が素晴らしい( ´ ▽ ` )
未来は誰にもわかりません。
だからセラピストの役割もどう変わるか楽しみですね。
ぼくのsalonではこのような未来系の話もしてます。そしてどうやって立ち回っていくかも考えながら( ´ ▽ ` )