そいえばぼくはフリーランスになる前に急性期病院で働いていた。
そう。手術後すぐに介入してリハビリするってこと。
術後の評価って
- 血液データ
- 画像データ
- 水分量
- 術式
- 手術内容
- バイタル
とかとか。
そりゃ〜たくさん評価する項目はあります。
でもそんなことは当たり前に勉強するべきことなので割愛。
ぼくが急性期病院の術後に大切にしていたのはただの「声かけ」だったりする。
ええ( ´Д`)y━・~~誰でもできるじゃん・・・
そう誰でもできる・・
でも意外と誰もしていない。
みんな専門的な評価ばかりで。手術後の人の気持ちを理解しようとしない。
毎日術後の患者さんを見ているとついつい。業務に慣れてしまう。
でもね。
手術をした患者さんは全て初めてだもの。
まずは安心させようよ。
「手術後状態が安定したら少しでも顔を見せて話をする」
ただこれだけ。
ちょっと術後の人の気持ちを考えてみよう。
術後の人の気持ちはこんな感じだ
- うまくいったのかな・・
- めちゃくちゃ痛い・・
- 気持ち悪い・・
- いやもう早く退院したい・・
- 眠れない・・
- 体がだるい・・
- 隣の人がうるさい・・
そうそう。
術後は痛みや不安、ストレスだらけなんだ。
体を切ってるんだよ?メスいれてるんだよ?すげーきついわけ。
それを理解していれば何をしたらいいかわかるはず。
いきなり病室にきて「さあ 起きるぞ〜!!」
なんて言われたら・・ぼくなら即パンチっす( ´ ▽ ` )
ぼくたちが相手にしているのは感情を持った不安定な人間だ。
だったら人間らしく寄り添ったり話したりすることがとっても大切だったりする
何度も言うけど知識や技術は蓄えることは大前提。しっかり専門職の役割を果たした上でのお話。
毎日行われる手術は患者さんにとっては人生で初めての手術
それを理解して気持ちを汲み取ってリハビリテーションはじめてみよう。
ぼくが尊敬していた医師は患者さんと話すために毎日早く出勤していた。1時間早く出勤して手術を担当した患者さんの部屋を全部回ってから仕事をしていた。
医療人に大切なのはこういう部分だとマジで思う。