先日クライアントさんの両親から嬉しい報告をいただいた。
ほんとに怪我で大好きな野球ができないことと、みんなにおいていかれる焦りでたまに我慢できなくなっているようです。
私もしばらく落ち込んでしまいましたが、先日診ていただいて親子共々前向きになれたように思います。また、ぜひお願いします。
できたらこの怪我の治療の間に力を抜く方法も一緒にお願いしたいです
クライアントさんは高校生の野球選手。
怪我で長期離脱しなきゃいけない状態。
スポーツ選手の怪我は焦りと我慢とストレスが半端じゃない。
- 体力が落ちてしまう
- スタメンから外されてしまう
- 技術が落ちてしまう
- 他のメンバーとの力の差ができてしまう
- スポーツができないのが悔しい
いろんな感情が選手を襲う。
そんな中選手を診ることになった。
僕が言ったことは
「怪我したことを後悔させないくらい体を良くしよう。怪我する前よりもずっと良くなって野球ができるようになるから」
怪我したことすら後悔させないくらいセラピストの力で良くできたら最高だよね。
それくらいセラピストの力のリミッター外せるようにしよう。
「これくらいかな」じゃなくて「もっともっとよくできる」に思考を切り替えて
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年7月12日
うん、なんか臭いw
でもそれくらい本気で言ったし、言い切った。
人間の体に絶対はない。もちろん良くならないことだってある。
僕の少ない臨床経験とない頭で考えて放つ言葉。
スポーツ選手には良く言う言葉です。
自信はある。
もし何も変わらなければ全額返金するくらいのつもりでいつも向き合う。
それくらい自信を持って選手を引っ張り上げていかないとだめ。
その代わり僕も選手も本気で努力しなきゃいけない。
え?選手も?
当たり前。
何十年とエラーのある体の使い方で壊した体を変えるのは一筋縄ではない。圧倒的に努力してもらう
セラピストだけが頑張っても変化は起こらない。
選手自身が変わらなければいけない。
あくまで選手が自分の体の主人公だから。
そしてセラピスト自身も。
1~2単位の時間という枠組みでスポーツ選手を捉えてはいけない。ただその時間単位を仕事としてこなすだけではだめ。
スポーツ選手のスポーツにかける時間は人生一回きり。
小学生でも中学生でもプロでも日本代表でも同じ。
僕らはその時間を輝けるものにできるどうかを握っている。
「カラダ」っていうスポーツ選手が一番大切なものを預かる。
そこに全力かけるのはプロとして当たり前。
怪我に悩んでいた野球選手から「前を向けるようになりました」と。最高に嬉しいす。
スポーツ選手の怪我は焦りと我慢とストレス。
メンタル的にきつい。
ほんの少しの役に立つためだけでもそれに全力尽くすのはセラピストとして当たり前だ。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年7月12日
もう一度言おう。
怪我したことを後悔させないくらいカラダをよくしよう。
動きも。
スピードも。
パフォーマンスも。
すべて底上げできるくらいに壁をぶち壊してあげよう。
それが明確なセラピストとしての価値だ。
ただ痛みをとって、可動域を良くしておしまい?
いやそれじゃ選手は満足しない。
もう一歩先まで道を作って引っ張ってあげよう
僕らは多分すげー素敵な仕事してると思う。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年7月12日
てな感じです。
良い仕事ですよ。セラピストって
選手やクライアントさんが本気で
セラピストが本気で
そんな時にすげー良いリハビリってできる気がする。