学生の皆さんそして新人のセラピストさん。
学生さんは学校教育に飽きていますか?
新人のセラピストさん路頭に迷っていませんか?
そんな悩みを抱えている方へ。
本当に現場で使える理学療法評価=学校教育の理学療法評価ではありません。
学生時代に積み重ねているのは国家試験を通るための理学療法評価です。
一生懸命4年間勉強してきた理学療法をいざ現場で使おうとすると…
ROMの角度…股関節屈曲の角度が90度という数値が何につながるか
MMTの数値…中殿筋のMMTが3だからだめなのか
痛みの評価…VASという数値だけの評価は何につながるのか
姿勢分析…何が正常で何が異常かわからない
歩行分析…正しい歩行と異常な歩行の相違点をみればよいのか
…実はレポートを書くためだけの理学療法評価になっていたことに気づきはじめます。
勉強熱心なセラピストはそこから世にあふれかえっているセミナーに行きますが…
〜療法
〜すぐに使える○○
〜結果を出す○○
などなど不安だらけの新人は路頭に迷います。
治らない患者さんがいれば新しいセミナーに行く。それでも分からなければ違う治療方法を求める。最近では東洋医学や全く違う代替医療も流行しています。(もちろん勉強することはプラスになると思いますが)
全力で自分のやってきた道を否定する新人や学生が後を立ちません。我々の学校生活に勉強してきたことは本当に無駄だったのか?もう一度胸に手を当てて考えてみてください。
違います。セラピストが積み重ねて来た知識は本物です。
少なくとも僕はそう思っています。
ただその使い方が分からないだけなのです。本当の理学療法評価・治療が出来ていないだけなのです。このブログでは現場の理学療法士が本当にいま考えて、使っている技術や考え方を提供するものです。
「理学療法士なんてつまらない…」
「何をやってもかわらない…」
「とりあえず色んなセミナーに行ったけどイマイチ…」
「どこから勉強したらいいかわからない…」
そんな迷える人たちへの「一歩」になればいい
みなさんのリハビリの一歩になればいい
理学療法士として胸を張って歩いて、誇れるように少しでもお役に立てば幸いです。