理学療法士のセミナーに一番必要なのは能動的な「症例検討」だ

どうも。理学療法士のセミナーが溢れている時代ですが。一番大切なのって「症例検討」だと思うわけです。

 

 

というか。

 

症例を置き去りにしたセミナーは意味がない。だからもっと症例検討を活発にしようぜって話です。

 

目次

理学療法士のセミナー行く理由が危険

みんな目的を間違えている。セミナーに行くことが悪いわけじゃない。ただその目的が問題。

 

ほとんどの人が

 

  • 知識を増やしたい
  • 資格をとりたい
  • なんとなく周りと一緒に勉強する
  • 将来が不安だからセミナーに行く

 

という理由が多い。つまり、「なんとなく」なんだ。

  • 周りが勉強しているから・・
  • 周りが資格をとっているから・・
  • 周りがセミナーに行くから・・

 

これじゃ能動的にセミナーの内容を吸収できるわけがない。受動的に話を聞いても、実技をしても知識にならないのだ。ただ勉強した気分になり、ただセミナーに行って満足している人が多い。

 

その先。どれだけ患者さんに還元出来ているかが一番大切なことなんだ。

 

こんなセミナーの受け方は間違っている

  • 質問がない
  • ディスカッションがない
  • 講師が一方的に情報提供している
  • 講師の話していることが全て正しいと思い込んでいる
  • 実技練習ばかりしていて考えていない
  • 症例が頭から消えて実技の獲得だけに集中している

という状態になりつつある。これが問題だ。大問題。

 

全くディスカッションが出来ていないセミナーが多すぎる。能動的になっていないということ。

 

まずこの寒いセミナーをぶち壊さないといけない。そうしないといつまでたっても臨床は変わらないし、この教育システムも変わらない。だから吉田は敷居の低いオンラインで臨床の質問できるようにFree PT salonやLINE@を立ち上げている。

 

セミナーに行く理由をもう一度考えよう

勉強やセミナーにいく理由ってね

 

「担当している症例の人の解決策を知りたい」

「担当している患者さんをもっとよくしたい」

 

じゃない?これがトップに来ないとダメでしょ。

 

だったらその症例に合わせた勉強方法が一番効率がいい。

 

 

それって症例検討じゃないですか??ってことです。

 

 

学会や県士会にも症例を発表する場はあるけど。実はそこにもデメリットはあって。

  • たくさんの人がいるから良い形で発表しようとする(つまり背伸びをして本当のディスカッションができない)
  • 用語に気をつけてまとめるのがめんどくさくて発表しない層がいる
  • 活発なディスカッションができる場ではない(萎縮する人が多い、質問する人が少ない)

というのが問題。

 

つまり患者さんを良くしたいって思いから→自分を良く見せたい・格好良く発表したいに変わってしまう。だから背伸びをして本当に相談したいことができない。

 

これが問題だと思う。症例検討はあなたの背伸びは見せる場所じゃない。誰のための症例検討なのかもう一度考えてみよう。

 

吉田の症例検討大会はこんな感じだ

だから吉田の主催する勉強会は症例検討を主にしているものがある

  • 少人数制(大人数だとみんな萎縮するので)
  • パワポで簡単に作って、動画や写真を中心に発表(文字よりも動画の方が多くを伝える)
  • 敷居を低くすることで話しやすくなる
  • 絶対みんなでアドバイス・相談(全員の脳をアクティブにさせる)
  • みんなに症例発表してもらう
  • みんなでに本気で考えてもらう
  • 評価や治療の実技も全て症例を絡めて伝える(実技先行ではなく患者先行での実技が一番)

というルールを作っている。症例が元となってセミナーをするわけだから、絶対に次の日の臨床に直結するようになる。

しかも全員で症例発表。

だから能動的な学びになる。受動的な学びは次の日にはほとんど忘れている。

ちなみに症例検討セミナーはこんな感じ↓動画もあります!

あわせて読みたい
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これからも症例検討は続ける。現段階で考えてもこれが一番の勉強方法だと思う。

 

ちなみに今やっている症例検討は

  • 筑波大学サッカー部の症例検討
  • Free PT salonの症例検討(各関節別)

の2つ。

 

一般の人が参加できるのはsalonのみなので、参加したい人はLINE@から連絡ください。

ちなみに症例発表は絶対です。傍観者になってはいけないし、そんな人には参加して欲しくないのでご了承ください。

 

[btn class=”big”]臨床LINE@から連絡してね[/btn]

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