ああ〜セラピストって自己投資にお金がかかる・・
セミナーって高いし・・
って思っていませんか?
確かに良いセミナーにはそれなりの学習ができます。
でも無料でもしっかり学ぶことができますよ( ´∀`)
僕がお金をかけないで勉強する6つの方法をお伝えします。実際にこれは現在進行形で、セミナーに行く機械の方が圧倒的に少ないです。これだけ丹念にやって入ればセミナーに行かなくてもいいし、必要最小限のセミナー代になりますよ!
1臨床でとにかく考える
僕がいつも言うことです。とにかく考えて考えて・・
考えないでセミナーに行って答えをもらおうなんて無意味すぎるのでやめましょう。まずは自分の頭で考えて、現象をしっかりと統合して評価することから始めましょう。理学療法に魔法なんてないって。話
先人たちは文献も本もない状態でどうやって勉強してきたか?その答えは「臨床の積み重ね」でしかない。
だから情報が溢れかえった現代でも結局「臨床」が一番大切な勉強方法なのだ。
目の前の臨床をおろそかにして勉強した気になっている人にだけにはならないでほしい。
2専門書を読み漁る
専門書を読み漁る。「読み漁る」です。まず知識の量を詰め込んでください。
どれくらい読めばいいか?
例えば1つの問題(ここでは膝関節にしましょ。)に対して10冊くらいの専門書を読むことをオススメする。
するとどんなことが起きるのか?10冊読むと膝関節の大切な部分は重複するようになる。つまりそれは膝関節の超重要な本質なわけです。これを繰り返して行くと本質的な部分を理解できるようになります。
え〜でも専門書も高いじゃん♪( ´θ`)確かに高いです。
でも方法はたくさんある。
- 立ち読み
- 友達と一緒に買う
- 部署のお金で買ってもらう
などなど。目的は本を買うことではなく、知識を得ること。工夫次第で良書の知識を手に入れよう。
「食事は抜いてもいいが本だけは読みましょう。ついでにテレビも捨てましょう。」僕からのアドバイスです!
3文献検索システムで読む
今やネットで文献検索ができる時代。もちろん読めない有料のやつもありますが、無料で読めるやつもたくさんあります。
<オススメの文献検索システム>
- J-stage
- CiNii
- Google Scholar
- PubMed
- 論文検索Qross(これオススメ)
検索するときは日本語だけでなく英語でも検索しましょう!「膝」だけじゃなく「knee」とか!
この文献検索はスマホのアプリでもあります。僕は待ち時間や休み時間にQrossの文献検索でひたすら文献読み漁ります。
4周りのセラピストに聞く
世の中にはたくさんの素晴らしい知識と技術を持ったセラピストがいる。セミナー講師だけが学びの先生じゃない。
あなたの身近にいるセラピストに聞くのが最も早い。さらに言うならば、決して「上司」である必要はない。「後輩」でも十分参考になる。
「誰に学ぶかじゃない。学ぶ姿勢があるかどうか」が大切。そうすればどんな人からでも学べます。
もし困っているなら僕のLINE@でも臨床の相談お答えします。
5学校の図書館に行く
学校の図書館は無料で使える。
もし近隣に卒業した学校がなければ医療系の大学の図書館を利用してみよう。
大学の図書館の専門書籍の量は半端じゃない。ここで1日勉強するだけでものすごくインプットできるようになる。
他にも一般の本屋さんに行くのもあり。これは一般の人がどんなことに困っているかを理解できるから。今だったら「筋膜」が一般の人にも落とし込まれているってのがよくわかりますね!
6勉強会を開く
年間100冊本読んでも年間30回セミナーに行っても。
アウトプットと思考を深めない限り無意味な浪費になるので注意。
セラピストは結構多い。
勉強した気になっている人。ちゃんとアウトプットしよう〜
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年4月11日
最大の勉強はアウトプットだ!と言うのは本当の話。
むしろアウトプットをして初めて勉強と言える。インプットはただの準備体操なのだ。
でも自信がない・・・そんな方へ勉強会の開き方をお伝えする。
- 勉強会の日程を決めて告知する(院内でも院外でも)
- 人に伝えられるように勉強をする
これだけw。
何が大切かって?日程を先に決めて告知しちゃう。期限を決めると人間は自然とやるようになる。
そして、人に伝えられるように勉強をする
これです。アウトプットを前提にしたインプットは学びの深さが全く変わる。
まとめ
- 臨床をしっかりと考える
- 専門書を読み漁る(最低でも10冊)
- 文献を読み漁る(可能であれば1症例50文献)
- 周りの優秀なセラピストに聞く(誰でもOK)
- 近隣の医療系図書館に行く
- アウトプットをする
だ。
これだけでも十分勉強になるし、ほとんどの人がインプットとアウトプットの量が足らないだけだから。
セミナーに行かなくても優秀で素敵なセラピストはたくさんいる。
さ、がんばろ!