プレゼンのプロ外部講師をお招きして勉強会を行いました!
中西健太郎先生のお話です。
ものすごく雰囲気のある方でボイストレーナー・プレゼンのプロです。
著名人や有名企業の方がクライアントさんばかり。
その中で「プレゼンテーション」というお題でセミナーを開いていただきました。
私が最も感銘を受けた極意を簡単にお伝えします。
プレゼンには2つのゴール設定が必要ということ・・
聞きたくないダメなプレゼンテーション
ではまずダメなプレゼンテーションとは何か?
実は多くの人がこのプレゼンテーションになりがちです。
・自分の持っている知識・技術をたくさん伝えよう
・自分の伝えたいことを伝えよう
つまり、相手がいない自分本意のプレゼンです。
全て自分本意で伝えることが一番ダメです。
「これがすごいんだ」
「これをもっと知ってくれ」
「こうしたらよくなるんだ!」
「他にもこんなにあるよ!」( ´Д`)y━・~~
というのは押し売りであり、聞いている方も疲れます。
自分の話している言葉が全て相手に伝わるわけではありません。
だから一流のプレイヤーは一流の指導者ではないのです。
伝え方や指導にはコツがあるのです。
プレゼンテーションの極意「2つのGoal」
中西先生が強調してくれたのは極意はこれです。
「感情のGoalと行動のGoalを決めること」
プレゼンを聞き終わった後に受講してくれた人がどんな感情と行動をもってほしいか。
これを設定している人がほとんどいないのが現状です。
人は感情が動いた分だけ行動に出る可能性が上がります。
つまりセミナー講師は相手の感情を動かしGoalに導くことが重要になるのです
例えば理学療法士のセミナーであれば知識や技術の伝達をするだけでは押し売りになってしまう。
本来はセミナー後に受講者の方がどのような感情と行動を持って欲しいかGoalを決めて、それに向けてプレゼンする。
つまり常に「相手」を意識すること。
プレゼン上手なジャパネット高田さんであれば「欲しい」という感情を抱かせ「電話で購入」という行動をとらせるように
プレゼンしているのです。
ぜひ一度ご覧ください。勉強になります。
プレゼンの勝敗はこれで決まる
プレゼンは勝負です。
- 相手の感情を動かしたら勝ち
- 相手に感情を動かされたら負け
感情をどうやってコントロールするかということ。
もちろんこれにはたくさんの細かい技術はありますが、
多くのプレゼンの書籍に載っているの勉強してみてください。
しかし、何度も言うように感情の勝負です。
本だけ見たらプレゼンが上手くなるわけではないということです。
セラピストは特にプレゼンが下手だ。。その理由と解決策はこちらから↓
セラピストのプレゼンが失敗する3つの理由とテクニックよりも大切な解決策についてhttps://t.co/0xXdgkxzmH pic.twitter.com/kE4uUUX1FE
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年7月2日
プレゼンが上手くなる方法
これは先生も私も同意見でした。
「場数を踏む」
どんなに小さなコミュニティやグループでもいいので人前で発表する。
100回やれば徐々に慣れてきます。
1000回やれば周りが見えてきます。
もちろん数をこなすだけでもダメです。
私のオススメは
・ビデオを撮る(立ち振る舞い、目線の確認、会場の雰囲気)
・音声を取る(声の大きさ、速さ、間の確認)
・1分間プレゼン(思考をまとめる作業)
・本を読む(たくさん読むと重要な部分が重なる)
・TEDを見る
プレゼンは毎日の日常で常にあります。
毎日の交渉を上手くするためにもプレゼンは練習・勉強しましょう。
プレゼンが伝わる6つのコツ
私がプレゼンテーションに対する6つのコツを音声でまとめました。
→→すぐにできる伝わるプレゼンの6つのコツ
プレゼンの練習にもってこいのオススメの本