ども。
みんな思っているけど言えない実習のおかしいところをお伝えする
別に実習の指導を受けたことはないし、講習にも参加したことない
アウトローな意見かもしれないが、ズバッといきます( ^ω^ )
眠れない実習はおかしい
「眠れない」ってなんのメリット?
昔の実習がそうだったから眠れない=実習になっていない??
- レポートが大量に出る
- 書く時間がない
- 調べ物に時間がかかる
ウンウン、わかるよ。でもね。寝ようぜ( ・∇・)
寝不足の学生が見学する方が患者さんにとってリスクでしょ、普通に。
その辺りをバイザーは考えて。
学生のパフォーマンスを100%にしてあげようよ。
もちろん学生は努力しなくていいってわけじゃない。努力の方法を変えろってこと。
眠れない=努力の結果ではない。これは残業=仕事したって思っているやつと同じだよ。
しっかり眠れてパフォーマンスを発揮できる方が良いに決まっている
レポートが大量?文字書く実習だっけ?
これもさっぱり意味不明。今の時代、コピペできちゃうよw
多分こんな概念があるのだろう
たくさんレポート書く=努力した
いやいや。違う。
少ないレポート=わかりやすい=要点を捉えている
これが大切。
A3用紙のレポートは読みにくすぎる
発表の時にでかいA3の用紙に文字を敷き詰めて書くレポート。はい、これも良くわかりません。
まず見にくい。次に見にくい。そして見にくい。。。
とにかく読もうって気にならない。もしこんな文字の強弱もなく写真もない単一な新聞があったら読むだろうか?
いや絶対読まない。しかも頭に入ってこない。
あのA3のレポート用紙を書かなければ学生の負担減るでしょw
なので僕はほとんど書かせたことありません( ・∇・)
なぜならA3用紙のレポートを書くよりも大切なのは「ディスカッション能力」だから
これからは文字を書く練習よりもディスカッション能力の方が意味がある
文字を書くのは音声入力でできるようになる
文章をまとめるのもAIがやってくれるようになるでも人間の熱量こもったディスカッションって人間にしかできないもの
だったら「話す」能力を高めておかないとね— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2018年2月6日
発表スタイルがわかりにくい
なぜこのご時世に、A3レポート用紙でダラダラカンペを読みながら発表するのだろう。
患者さんの膨大な情報量を1〜10まで詰め込むこと自体難しい。そしてどこが大切なのかもわからない。
だから。。。
パワーポイントで発表すればいいでしょ。。( ・∇・)
メリットは
- 動画を使える
- 写真を使える
- 少ない情報量で深く理解できる
- 学生のプレゼン能力が上がる
動作分析を文字にすればするほどわかりにくくなるし、アドバイスしにくい。
動画と写真を使った方が視覚的にわかりやすい
何のための発表か考えよう。。
学生のためでもあり、バイザーのためでもあり、患者さんのためだ。
文字をたくさん書いて寝不足になるための実習じゃない
実習時の学生居残りが長すぎる
これね。長いですw。
業務後に1〜2時間も居残りさせるのは学生にとって負担大きい。まあ学生が聞きたいっていうなら別だけど。
一番良くないのはレポートの文字修正とか誤字脱字とかを永遠に直している人ね。。
はい、やめましょう。疲れて眠くなって次の日のレポートも誤字脱字するだけだから。
朝やりましょ。朝。朝10分で終わらせるくらいバイザーは端的に学生の意見をまとめてあげればいい。
なんども言うけど。
「残業=努力」「居残り=努力」って思ってちゃダメよ。効率よく努力しよう。
学生と患者さんの仲が悪くなる
これはバイザーの責任。
だって学生と患者さんの相性を理解できてないんだもの。
そりゃ学生の責任にしたらちょっとかわいそう。
しっかりとサポートして、学生がパフォーマンス発揮できるように環境を整えるのもバイザーの役目
バイザーのレベルまで学生を引き上げようとする
これ良く見ます。
無理っす。知識量と経験量が違う
でも結構こうやって指導する人多いんです。
違う違う。
実習に来た時と比較してどれくらい成長できるか?
だよ。
バイザーと比較・・しても何の意味もない。
実習に来た時の学生と実習が終わった時の学生を比較するのです。
そうすれば絶対に減点方式にはならないはず。
ここが良くなった・・・
ここができるようになった・・
そういう目線になるはず
<実習の学生をバイザーと比較する無意味さ>
他人と比較することってマジで意味ない。
理由は前提条件と目指すゴールが違いすぎるから。持っている知識や技術、目指すゴールが全く違う。
だから実習に来た学生と競わせるのはあくまでも「学生自身」
バイザーと比較しても何も意味ない。— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2018年2月6日
吉田の実習スタイル
ちなみに吉田はこんな感じでバイザーやっていた。合っているかどうかは知らんけど。
- レポートは必要最小限
- それよりもディスカッションをメインにする
- 発表はA3用紙ではなくパワーポイントでディスカッション
- 居残りは10分まで
- だから寝不足になりにくい・・はず
- 質問があるときは朝か臨床中に直接聞く
- だって人間ってすぐ忘れちゃうから
- とにかく体験させることが大切
といった感じ。
【吉田の実習スタイル】(4週の場合)
1週目:現場に慣れさせる。学生のパフォーマンスを100%引き出す。
2週目:学校教育と臨床現場の壁に悩む時期。悩んで失敗をする時期。
3週目:悩みの時期から成功体験を積み上げる時期。
4週目:この実習で出来た成功体験や成長を一緒に振り返り終わる。— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年12月30日
短い期間に全ての能力をUPさせるのは難しい。
そりゃ論文のようにスラスラ文字を書ける方が良いのかもしれないけど。吉田の実習のゴールは違った。
- 患者さんとのコミニュケーション能力
- 学校で習った知識を知恵にする能力
- 考えたことを口で説明できる能力
- 文字を書くよりも体験で覚える
結局これが後々の臨床で生きてくるから。
実習のまとめ
いろんな意見や指導方法があるけどね。
自分が大切にしているのは。
- 理学療法は面白い
- 理学療法士は素敵な仕事だ
- 理学療法士はかっこいい
こういう思いを抱かせることだと思っている。
もしこういう思いを学生が持ったらあとは勝手に突っ走るから。
声を大にして言うけど「理学療法士ってすごい素敵な仕事だよ」ってPT目指す学生に伝えたい。
何も悲観する必要はない。よくわからない不安をあおる奴らには耳を貸してはいけない。
未来と希望を語ってくれるセラピストに出会ってほしい。前を向いて進んでいるセラピストの声に耳を傾けよう。
— 吉田直紀〜理学療法士〜 (@kibou7777) 2017年12月30日